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高齢者の踏み間違い事故について思うこと その2

6年ほど前のこと、昨今のアクセル・ブレーキ踏み間違い事故の

 

ニュースが世間をにぎわせる以前に、自身の運転に対する考えを改めた時期があった。

 

年齢的にも、その時40代も半ばを迎え将来的に事故の当事者にならないように

 

どうすればよいかを考えた結果、ある一つの結論にたどり着いた。

 

AT 車を安全に走らせるうえで、ベターな方法はないか模索したときに

 

左足ブレーキ を実践するという大胆な結論に至ったのである。

 

左足ブレーキはメリットとして大きいのが、ブレーキを踏むまでの反応時間の速さが

 

ある。

 

つまり、こういうことだ。

 

走行中、常に左足をブレーキに軽く載せておくことで、急ブレーキの際に踏み替えるより

 

素早く車速を落とすことが出来る。

 

この時は実はこの最大のメリットのみを考えていたが、最近になって踏み間違い防止に

 

なることもメリットだと思うようになった。

 

人間は、右脳で左半身を動かし、左脳で右半身を動かすと言われているが、指示系統が

 

分かれていることで急ブレーキなどの緊急時でも正確な判断が可能となる。

 

一方、左脳のみでアクセルからブレーキへ踏みかえる指示を出すということは、緊急時

 

においてはミスを誘発しやすいということだ。

 

賛否両論の左足ブレーキではあるが、この6年間のうち何度か急ブレーキに近い

 

ブレーキ操作を行ったが左足ブレーキはしっかりと機能した。

 

ただし問題は左足ブレーキに慣れるまでに半年程度の時間が必要ということだ。

 

自分の場合はどのように練習したかというと、赤信号で止まろうとスピードを

 

下げる時、右足でブレーキを踏みつつ左足もブレーキペダルに軽く載せる。

(両足ブレーキみたいな・・)

 

これを繰り返していくと左足でブレーキを踏む感覚が養われていく。

 

1か月くらい続けていって、徐々に両足でブレーキを踏むときの踏力の比率を

 

例えば右足80% 左足20%だとすると、右足70% 左足30%でやってみる。

 

それに慣れたら更に比率を右足↓ 左足↑と変えてゆき最終的に右足0% 左足100%

 

になるように練習した。

 

慣れてからは左足でブレーキを踏まないと不自然な感じすらするのが不思議である。

 

自動車教習所で左足ブレーキを教えていたら事故は減ると思うがMTの名残で左足操作を

 

クラッチからブレーキに変更することはミスを誘発すると考えたからだろう。

 

左足ブレーキを実践する場合は練習を公道で行う場合は細心の注意を払うべきである。

 

最後に

 

あくまで左足ブレーキの紹介は自身の経験談を記載したに過ぎず、実践にあたっては全て

自己責任において実施することとする。